1.マスクを作ることの存在意義について
今までは「すべての人の幸せのために」という目的のもと、
「楽しく楽して」という考え方で商品を作ってきましたが、
その考え方をより深く掘り下げ、より遠い未来を見据えることで、
私たちの存在意義として考え直しました。
例えば、私たちはマスクを作っているわけですが、
マスクを作ることが私たちの存在意義なのでしょうか?
私たちはマスクを作ることで、どのような意義を果たしているのか。
もっと深く、もっと本質的に考えていきました。
マスクとは体の外側と体の内側の間に存在しています。
その間に存在することによって、体の外を浮遊しているウイルスが体の中に侵入してくる事を阻んだり、逆に体の内側から出てくる飛沫が外に飛び散るのを防いだりします。
つまりマスクとは、体内に入れたり体外に出したりするものを、
必要なものは増やして、不要なものは減らす、という役割を果たしています。
2.「Masking(マスキング)」について
私たちは、マスクが果たしている役割を、「マスキング」と呼ぶことにしました。
体内と体外の出し入れをする所に「マスク」があり、
必要なものを増やし、不要な物を減らして、それらを常に増減させている。
つまり進行形の「イング」です。(※図参照)
例えば、体外にありながら必要な酸素や湿度はちゃんと取り入れて、
体外にあって不要なウイルスや花粉はちゃんと減らす。
そして、体内にあって外に出してはいけない飛沫は減らす。
では、体内にあって外に出すべきものは何か。
例えば、コアテクノロジーが作っているベルトは、
ベルトによって筋力を正しく使いこなせるようになります。
つまり、必要な筋力をちゃんとアウトプットしているのです。
これも立派なマスキングです。
入れるもの、出すものを、増やしたり、減らしたりする。
これがマスキングという機能です。
マスキングという言葉は、辞書では
「覆い隠すこと、包みこむこと」と出てきますが、
私たちの思想では、「人間にとって不要なものは
ブロックしたり、排出する、必要なものは留め、
取り込むこと」を意味します。
では、このマスキングによって、
人々は何を手に入れることができるのでしょうか?
3.私たちの存在意義について
ひいてしまったかもしれない風邪をひかないですむ。
だから、今日も元気に過ごすことができる。
花粉を防ぐことができて、鼻づまりが楽になって笑顔になれる。
体が感じる寒さを減らすことができて、寒い日でも外で動くことができる。
自分の筋力を正しく引き出せることで、本来持っている能力を発揮することができる。
マスキングとは、人間の「できない」ものを「できる」ようにしているのです。
そうすることで、人間のパフォーマンスを高めることを実現しています。
これこそが白鳩やヨコイのマスク、そしてコアテクノロジーのベルトが、
人々に、世の中に、提供している価値の本質です。
私たち、白鳩グループの存在意義。それは、“マスキングによって、人間の「できる」を広げる会社”です。
これまでとは違う視線から「マスク、ベルト、その他の商品やサービス」を通じて、
マスキングを磨き続け、「すべての人の幸せのために」を進化させながら実現していきます。
代表取締役社長 横井 隆直